2025年12月3日水曜日

NBPC2025 開催報告

臨床工学科 技士長の池田 良です。 

20251130日(日)に
NBPC2025「血液浄化療法を再考する」が開催されました。

今回はなんと、私と石井院長が
 当番世話人を務めさせていただきました。


私は開会の辞とワークショップ座長を、
石井院長は閉会の辞を担当いたしました。 



1年前に依頼を受け、新潟大学の先生方や 
NBPC 事務局の皆さまに支えられ、
なんとかこの日を迎えることができました。

学会のテーマ、プログラム、講演内容を
一から作り上げていく過程は、
寝られなくなるほど大変な時期もありましたが、
それ以上に充実していて楽しい時間でした。 

会場が新潟市の NOC プラザということもあり
アクセスが良く、多くの方にご参加いただけたことを大変嬉しく思います。 

開会の辞でも触れましたが、今回のテーマ「再考する」は
「もう一度考える・思い返す」という意味を込めています。

診療や研究で得た知識を共有し、
インプットとアウトプットの両方を行うことで、
新たな気づきや広い視点が得られると考え、このテーマにしました。

テーマの通り、PEFAS と透析用水、
リクセルの歴史と今後、透析患者の下肢病変と
レオカーナの実際、オンライン HDF と研究の
読み解き方など、私の推しの講演が盛りだくさんで
大いに盛り上がり、質疑応答も活発で非常に勉強になりました。 

また、多くの透析施設の先生方と情報交換・
交流ができたことも大きな成果です。

当院からは稲葉が「フィラピー」に関する研究を発表しました。


さらに当院の技士にも運営スタッフとして受付や
会場係を担当してもらい、キビキビとした動きでとても心強かったです。


最後は石井院長の閉会の辞で締めくくられ、
先生の人柄がにじみ出た温かい挨拶が好評でした。


学会の準備から運営まで、多くの人が関わる
取りまとめは決して簡単ではありませんでした。

それでも振り返ると、知的好奇心と
「みんなに楽しんでもらいたい」「自分も楽しみたい!」
という気持ちの方が多く、このような役割を
いただけたことに心から感謝しています。

今後も多くの方々との横のつながりを大切にし、
技士のみんなとともにさらに活躍していきたいと思います。