2023年6月2日金曜日

岩橋看護部長インタビュー その1

こんにちは、総務 榎本です😊

当院の広報誌「めもりぃ」第7号を
2023年7月1日発行予定なのですが、

メイン特集として掲載する
岩橋看護部長のインタビュー
誌面に載りきらなかったので、
ノーカット版として複数回掲載します!

看護経験豊富な岩橋看護部長の
インタビューをぜひご堪能ください💁

(インタビューの様子)

――去年の6月に入職されて間もなく1年。
改めて看護部長の業務について教えて
いただけますでしょうか。

当院の看護部は透析センター、医療療養病棟、
そして介護医療院と3つに分かれており、私
は看護部長として看護部全体の統括、管理を
行っています。 

――ここまでの一年間で一番印象に残って
いることは何でしょう。

コロナのクラスターですね。
特に透析センターと病棟のゾーニング(※注1)
に苦慮しました。当院の特色でもありますが、
通院、入院で透析の患者さんを受け入れてい
るので、コロナ陽性の患者さんを安全に移
させながら、感染拡大しないための隔離をど
うしていくか。

注1 ゾーニングとは「感染の危険性のあるもの」と
「感染の危険性のないもの」の場所 を分けること • 
「有症状者」、「陽性者」と、「無症状者」を別の
空間で管理すること ゾーニング引用文献

――スタッフの皆さんのメンタルケアは
どのようにされていたのでしょうか。

振り返ると細かいところまでは対応しきれて
いなかったかなと思います。感染担当スタッ
フを見かけては「今、どんな感じ?」と声を
かけるようにしました。あとは師長さんから
の聞き取り、情報の共有。病棟全体がどんな
感じで仕事が回っているか。心身に不調をき
たしているスタッフはいないかとか。ある日、
感染対応をしている看護師から「夜勤の体制
をもう少し変えてほしい」という意見をもら
いました。ただ、その時点で既に夜勤の人数
は増やしていたんです。よくよく話を聴けば
不安感からでた言葉だった。感染部屋に入れ
ば一人で判断して対応しなければならない。
切実な思いから出てきた言葉です。だから、
話をするときは根本的な課題は何なのかを見
極められるように心がけました。あとは介護
士さんたちがすごく協力してくれたのが大き
くて。看護業務はできないけど、ほかにでき
ることは手伝いますって。そんな言葉が周り
から出てきてくれたのですごく嬉しかったし、
良かったなって。

――その2に続きます!更新をおたのしみに☆

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そしてこのたび、看護部長の出演による
動画をYouTubeにアップしました。

https://youtu.be/yjeQ3in6cow

看護師さんや、看護学生さん向けの動画ですが
そうでない方も、もし入院したら看護師さんは
こういったアプローチで看護にあたってくれる
んだなと分かる興味深い内容になっております
ので、ぜひご視聴ください。

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